脂肪吸引でよくある失敗と、
その修正法
当院では、脂肪吸引の失敗修正治療も
積極的にお引き受けしています。
ここでは脂肪吸引でありがちな失敗とその原因、
さらにこれに対する当院での解決方法をご紹介します。
脂肪吸引でよくある失敗
バランスが不自然
左右差が見られるなど一目瞭然に不自然さが伝わってしまうので、多くの方が気にされる失敗です。大きな原因は、解剖学を理解せずに脂肪吸引を行なってしまうこと。本来あるべき正しい位置に筋肉や脂肪が配置されるようにデザインしないと、こうした失敗につながります。
- よく見られる部位
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- 二の腕
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- ウエスト
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- 頰
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改善方法
バランスの不自然さを解消するには、不自然な位置関係を正すことが重要です。解剖学に基づいて、脂肪の取り残しがあれば吸引し、逆に取り過ぎたところには脂肪を注入して調整します。
段差が見られる
脂肪の取り残しや、固定の仕方が正しくなかった場合に見られる失敗です。固定の仕方が正しくないケースは、多くの場合クリニックできちんと術後のケアに関する指導がなされていません。綺麗に仕上げるには、術後のケアも含めて正しい対処が求められます。
- よく見られる部位
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- お腹
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- 太もも
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改善方法
皮膚の薄さ、皮下脂肪の厚さ、筋肉の形状等を加味しながら、取り残した部位の脂肪は吸引し、取り過ぎた部位には脂肪を注入していきます。場合によっては、癒着を剥離して皮を伸ばす技術(リゴトミー)が必要になることも。高度な技術を要します。
たるむ
脂肪を取り過ぎたり、皮膚直下の脂肪層に適切に対処できていないこと、また、もともと皮膚がたるんでいるなど、そもそも脂肪吸引の適応でないケースに脂肪吸引を行なったことなども原因として考えられます。
- よく見られる部位
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- お腹
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- 太もも
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- 臀部
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改善方法
皮膚の引き締め効果を狙って、皮膚の直下をベイザー脂肪吸引で均します。皮膚直下に多くの脂肪が残っていると、吸引後の皮膚がきれいに収縮しないのです。また、脂肪吸引で皮膚を内側から刺激することで、コラーゲンの増殖が期待できます。
その後、皮膚の引き締め施術(サーミタイト)を併用することが多いです。たるみが高度な場合は、皮膚の切除手術も実施します。
凸凹になった
皮膚の表面が不揃いに波打った状態になります。これはドクターの技術不足による脂肪の取り残しが大きな原因です。脂肪を柔らかくせず強引に削り取るような、従来の脂肪吸引を行なった場合に多く見られます。
- よく見られる部位
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- 太もも
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- お腹
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- 二の腕
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改善方法
まずはベイザー脂肪吸引で、皮下組織を均していきます。その後、凹んだ部分には脂肪を注入し、取り残した脂肪は改めて吸引していきます。この時、ベイザーの超音波で火傷を起こさないよう、細心の注意が必要です。
細くなっていない
術者の経験不足であることが多いです。脂肪を取り残したケースの他に、もともと吸引できる脂肪が少ないのに、多く吸引できると誤った判断をしてしまった場合に見受けられます。
- よく見られる部位
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- ふくらはぎ
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- お腹
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改善方法
一度脂肪吸引を行なった部位を再手術する場合、組織が癒着して硬くなっており、カニューレの操作が難しくなります。当院ではベイザー脂肪吸引を採用して、取りムラがある箇所にも的確にアプローチしていきます。
色調が悪い/肌質の劣化
原因は脂肪の取りすぎ。脂肪を取り過ぎたことで、血行が悪くなった結果です。
- よく見られる部位
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- 太もも
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- 足首
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- 二の腕
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- お腹
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- 頰
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改善方法
肌質改善のために脂肪注入を行います。ただし、この脂肪注入はボリュームを出すためのものではないので、通常の脂肪注入とは異なります。注入脂肪には、主に脂肪細胞と脂肪幹細胞が含まれるのですが、ここでは脂肪細胞を砕いてあえて壊し、脂肪幹細胞がメインになった状態のものを注入します。こうすることで、肌質の改善や血行の改善が期待できるのです。当院では、マイクロCRFを使用します。
修正のご相談窓口
既に失敗にお悩みの方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。当院ではこれまでに失敗患者の受け入れを多数行ってきました。失敗の修正には、通常とは異なる特別なテクニックを要します。実際、失敗したクリニックで何度修正しても、納得のいく仕上がりにならないケースがほとんどです。当院なら、あなたの症状を的確に診断し、より良いアドバイスと治療提案を致します。ぜひ失敗治療のセカンドオピニオンとして、ご活用ください。
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<所属学会>
日本外科学会、日本臨床外科学会、日本胸部外科学会、日本消化器外科学会、日本形成外科学会、日本呼吸器学会、日本内視鏡外科学会、日本泌尿器科学会、日本美容外科学会(JSAS)、日本美容外科学会(JSAPS)、日本乳癌学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本麻酔科学会、日本蘇生学会、日本臨床モニター学会、日本心臓血管麻酔学会、日本老年麻酔学会、日本臨床麻酔学会、日本医療ガス学会、米国麻酔学会(ASA)、米国形成外科学会(ASPS)
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東京院院長村田八千穂医師
経歴
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- 1977年
- 宮崎県生まれ
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- 2003年
- 九州大学医学部 卒業
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- 2003年
- 千葉大学医学部附属病院 形成外科 入局
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- 2004年
- 深谷赤十字病院 外科 入職
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- 2005年
- 都立墨東病院 救命救急センター 入職
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- 2005年
- 千葉大学医学部附属病院 麻酔科 入局
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- 2006年
- 千葉大学医学部附属病院 形成外科 入局
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- 2007年
- 今給黎総合病院 形成外科 入職
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- 2008年
- 聖マリア病院 形成外科 入職
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- 2011年
- 千葉県救急医療センター 外傷治療科形成外科 入職
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- 2013年
- 成田赤十字病院 形成外科 入職
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- 2014年
- 千葉県救急医療センター 外傷治療科形成外科 入職
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- 2018年
- 湘南美容外科クリニック 入職
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- 2019年
- THE CLINIC 入職
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- 2019年
- THE CLINIC 副院長 就任
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- 2023年
- THE CLINIC 東京院 院長 就任
資格
- 医師免許
- 日本形成外科学会専門医
- コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
- VASER Lipo認定医
所属学会