脂肪注入豊胸の種類ごとの違いについて教えてください。
脂肪注入の種類一覧について
7種類の脂肪注入豊胸について、違いを説明します。
回答した医師
- THE CLINIC 院長 村田 八千穂
コンデンスリッチ豊胸
加重遠心分離で不純物を除去し、濃縮した脂肪(コンデンスリッチファット)をバストに注入する豊胸術です。
正規の方法で施術が行われた場合、シリアルナンバー付きの正規プロセス証明書が発行されます。
コンデンスセルチャー豊胸
培養幹細胞を付加したコンデンスリッチファットをバストに注入する豊胸術です。
幹細胞の抽出に必要な脂肪量はわずか20mL。そのため、SVF豊胸※が不適応になってしまう痩せ型の方でも受けることが可能です。
※SVF豊胸とは、採取した脂肪を2つにわけ、一方から幹細胞を抽出し、それをもう一方に混ぜ合わせて注入する豊胸術のことです。
コンデンスビブラ豊胸
コンデンスリッチ豊胸の術前後に、乳房拡張機器「BEbra(ビブラ)」を使用する豊胸術です。術前のビブラ装着で皮膚を伸ばし、術後のビブラ装着で血行を促進します。
授乳経験がなく、皮膚の伸びが悪い方に適した方法です。
アンダーブーブ豊胸
糸でバスト下の皮膚を釣り上げ、余剰をつくり、そこにコンデンスリッチファットを注入する豊胸術です。
下乳にボリュームを持たせることで、ふっくら上向きのバストに仕上がります。
SVF(非培養幹細胞)豊胸
採取した脂肪を2つに分けて、一方から幹細胞を抽出し、それをもう一方に混ぜてバストに注入する豊胸術です。
脂肪の定着を有利にする幹細胞を豊富に含んだ脂肪を注入することができます。
ピュアグラフト豊胸
二重構造の専用フィルターでろ過した清潔な脂肪を注入する豊胸術です。
しこりや感染症のリスクを抑えられます。
BRAVA×コンデンスリッチ豊胸
アメリカFDAの認可を受けた豊胸機器「BRAVA(ブラバ)」を使用するコンデンスリッチ豊胸です。
現在はブラバが製造停止となったため行われておらず、それに変わる施術としてコンデンスビブラ豊胸が登場しています。